船舶塗装における当社施工技術は、国内造船所で建造される各種新造船から修繕船の外板・甲板・各タンク・パイプラインなどのあらゆる施工区画に対応しており、安全且つ効率的な施工を行っています。
造船所内では、一般区画だけでなくPSPC対応のタンクに長年継承してきた施工技術での下地処理（ブラスト処理）と塗装を行うことで、仕上がりの確かな塗膜を形成します。

保温・保冷工事、防熱工事、防音工事を行っており、各種工事により熱の損失が最小限に抑えられる為、省エネルギー対策として極めて重要で地球温暖化対策に不可欠な役割を担っています。

新造船（ケミカルタンカー）のカーゴタンク内でTIG溶接を行います。
カーゴタンク内は、化学薬品を積むため全面ステンレスで出来ており溶接の不具合箇所の溶接及びステンレスが腐食している所の溶接作業を主に行っております。
この作業を、きちんと行われていないと積み荷（薬品）によるカーゴタンク内のステンレスに腐食が生じるため高度な技術と品質が要求されます。

断熱材の劣化を防ぐために、設備や配管、タンクなどの船内の板金工事を行います。
造船は海が近いこともあり、特に錆びや劣化などが激しいです。
そのため定期的なメンテナンスも欠かせません。